7月5日（木）

支部メンバーが講師となる第2学ぶ会が行われました。

今回の講師役は株式会社フィットコーポレーション代表取締役社長勝俣智史氏

「理念の共有化による社風の変化」について講演されました。

創業当時から現在に至るまでの紹介と

そこに関わる勝俣氏の経緯と様々な困難に直面した際の思いが語られました。

社会人になりたての頃は自社を継がず東京でサラリーマン時代を経験し

独自の道を歩み始めているさなか、

実家の会社がリーマンショックに巻込まれ、当時の社長（父）より実家に戻るように話がありました。

仕事も順調に歩み始めており、辞めることになるとは考えていない中で苦渋の決断を迫られたそうです。

実家に戻ると、混乱している会社の立て直しに休みを返上して対応されたそうです。

その苦悩と困難について、当時の思いも語られ後継ぎは波乱万丈なスタートとなりました。

その後会社も少しずつ立ち直り、社長に就任しますがまた新たな試練が・・・

今度は経営に関わる事で社内体制の改善に取り組んでいるとその取り組みに対して父と考えがかみ合わなかったり、

古参社員との衝突があったりと会社を経営する事の難しさに直面されたそうです。

後に代表権も得ると数字に関わる問題が浮上します。

ここでは、兄と二人三脚でタッグを組み役割分担を住み分けする事で良い連携がはかれているようです。

現在では、理念も浸透し社員のベクトルも共有できはじめ

日々新たな課題を改善しながら、社風の変化を感じ取り前進できているのも勝俣氏の様々な経験から得た教訓が活かされていると思われます。

また、

後継者で同様な立場に置かれている方にとっては価値のある報告だったと思います。

学ぶ会では、様々な会員の経験談を身近に聞くことができ、報告の後では気軽に意見交換ができます。

非常に価値のある貴重な時間ですので多くの皆様のご参加をお待ちしております。