【第354回】御殿場支部8月例会開催
≪第354回≫静岡県中小企業家同友会 御殿場支部 8月例会
『知っておきたい経営者のための法律基礎知識』
“契約・債権回収編”
~口約束でも契約は設立する!?~
[報告者]内海総合法律事務所 弁護士 内海 雅秀 氏
【日時】平成26年8月6日(水)
【会場】エピ・スクエア2階 エピホール
8月6日(水)、エピ・スクエアにて同友会御殿場支部 8月例会が開催されました。今回は弁護士であり、御殿場支部会員でもある内海雅秀氏が報告者となり、我々経営者が知っておくべき、法律の基礎知識(特に契約と債権回収について)報告されました。
どのような業種・業態であっても、必ず交わすこととなる契約。何気なく取り交わしている契約も、法律(民法)ではどのような概念で定められているのか?まで考えたことはありませんでした。
「契約を締結する」=「契約書を取り交わす」と、言う事だと思っておりましたが、法の基では口約束でも契約として成立するとの事。
他にも、実際に契約書を作成する際のポイント(日付や印、契印・割印・捨印の持つ意味)のお話のあと、いくつかの躯体的な事例を取り混ぜたお話をしていただきました。
その後、あまりあってはいけない債権回収のお話。そもそも債権回収で紛争を起こさないための契約であり、予防の意味合いが強いもとだという認識を、今回初めて持つこととなりました。
通常の取引ごとに、契約や発注書などの書類管理や相手との信頼関係を維持することが何よりも大切であり、また日常業務の中でも法律にかかわる機会は、実にたくさんあると感じた例会になりました。
投稿日:2014年08月12日:御殿場同友会