<第353回>7月支部例会 ・ 支部設立29周年例会開催
記念講演 『私の銀行経営と地域企業との関わり』
~地域中小企業の発展無くして日本経済の成長なし!目指すは「地域共栄」~
(株)北海道銀行 代表取締役頭取 堰八義博 氏
【日時】平成26年7月17日(木)
【会場】御殿場高原ホテル 時之栖
設立29周年の周年例会となった今月の支部例会は、北海道銀行の代表取締役頭取 堰八義博氏を講師にお迎えし、記念講演をしていただきました。
菅沼良将支部長のあいさつ
開催にあたり、若林洋平御殿場市長からのあいさつ
若林御殿場市長にも、参加をいただいた本例会は80名の参加。10月に開催される全県経営フォーラムのキャラバン隊によるPRもおこなわれました。
榛原支部から全県フォーラムのPRにお見えになりました。
平成14年、地銀史上最年少の48歳で頭取に就任された堰八氏。
トップとして基本姿勢を示し、ビジョンを明確にして経営にあたっておられます。経営者の基本姿勢として、
1.自ら率先行動し、社員に背中を見せる
2.自分という人間を取引先や社員に知ってもらう努力をする
とおっしゃられていたのが印象的でした。
また、将来を担う若手行員との交流・意見交換を仕組化されており、ボトムアップに力を注がれている取組も感じることができました。
地域の中小企業に対する取り組みとしては、コンサルティング力の強化に努め、経営塾を開講し、地域の人材育成を支援しています。
他にも、ロシアにおいてメイドバイジャパンの作物を栽培、安定的に逆輸入するアグリビジネスを展開。観光資源の活用や、食産業の拠点づくりなど、北海道経済の競争力を強化する戦略に全力をあげている現状が報告されました。
北海道銀行と北海道同友会で「協力連携覚書」を調印、新人教育など、人材育成で相互協力していることも紹介されました。
銀行における人材育成の取組や強みを生かした弱みの打開策に関して、事例を通じて講演して頂き、北海道中小企業同友会との連携で地域共栄への挑戦と日本の経済成長を目指した堰八頭取のリーダーシップを学ばせて頂きました。
投稿日:2014年07月18日:御殿場同友会